3月20日に平成25年度の終業式を行いました。校長先生や教務部長、進路指導部長、生徒指導部長からそれぞれお話をしました。"高校生という貴重な時間を大切にして欲しい"という思いです。

　人間の脳はある時期をピークに記憶力が衰えていきます。そのピークの最後が高校時代と言われています。だからこそ高校で、得意・不得意に関わらず様々な教科の勉強をして脳を鍛えているのです。「進級できたらいいや」「成績が１でなかったらいいや」「部活動なんて面倒くさい」と手を抜いたり怠けたりするのではなく、今しかない時間・今しかない仲間や環境を大切にして下さい。

　午後から来年度の新入生入学準備説明会がありました。副校長先生から「中学と高校の違い」についてお話をしました。今年度から京都府の入試制度が変わり、これからの洛東高校のリニューアル第1期生として、皆さんと一緒に変わっていきたい思っています。

　副校長の後は、各部から様々な話をしました。教務部からは高校での学習について、事務部からは学校の手続きについて、生徒指導部からは自転車の乗り方や学校生活の注意点について、進路指導部からは高校卒業後の進路や進路指導室の活用について、保健部からは花粉症やインフルエンザ対策や、カウンセリングについて説明しました。たくさん話がありましたが、全て皆さんにとって入学後に重要な内容です。自分が必要な時にどの部に尋ねれば良いか、きちんと把握しておくのも一人前の高校生、ひいては一人前の社会人になるために不可欠です。 　来年度の入学生にとって不安と期待が交錯しますが、これからの人生を謳歌するために、どんな困難が起こっても乗り越えていって欲しいと思います。そのためのサポートをするのが洛東高校です。皆さんが入学される日を洛東高校の教員も先輩も待っています。